【本】10万人に愛されるブランドを作る! 知名度なし予算なし大手競合ありから

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先日ライフネット生命 出口会長の講演を聞いた時に紹介されていた、書籍を読んでみました。

10万人に愛されるブランドを作る!

【目次】
第1章 会社を好きになってもらおうーライフネット生命のマーケティングが目指すところ
第2章 愛されるブランドの「人格」-何が共感を呼ぶのか。それをどう伝えるのか。
第3章 全員マーケティング&インターナル・マーケティングーお客さまとの接点はすべてマーケティングチャンス
第4章 ソーシャル・メディア・マーケティングーお客さまとダイレクトにつながる
第5章 借景マーケティングー認知度をアップさせる上手な「借り方」
第6章 巻き込みマーケティングーすべてのステークホルダーを味方につける

できることはすべてやってみる、でもルールを持って

とにかく、この本を読んでみて出口会長の講演でのお話と重複する点はあるにしても、「何でもトライしているんだなー」という印象が強い。
ツイッターやFacebookはもちろん、コンテンツにできることは何でもやってみている。

でもそれが単なるウケ狙いだけではなくて、ずっとツイッターでつぶやかれる、面白い、親近感のわくコンテンツとして残ることを計算しているのかな?ともとれるようなマーケティング手法だと思います。
自分たちの知名度のなさ、さらに生命保険というユーザから見たハードルの高さ(不透明性)をクリアするために努力されている感じがひしひしと伝わってきました。

講演のときに「60代の感覚では、若い人にモノは売れない」といっていた言葉がそのまま本にも載っていたような。ターゲットは「子育て世代」と明言されているので、ソーシャルも積極的に使っているみたいです。
でもやはりすごく徹底されているな、と感じるのは、きちんと会社の人間として自覚を持ってソーシャルメディアやブログを使っているとのことで、そのあたりの方針はスタッフの方々の自覚もあるようでした。最近特にこういったリテラシーは社会問題になっているので、自分たちの仕事に誇りを持ちきちんとしている会社はちがうな、自分もそうあらねばと実感です。

始めたことは、やり続ける

うちもそうですが、予算がない小さな会社は、無料ツールをどう使うかはかなり鍵になります。
ライフネット生命は今でこそ少しずつCMでも見るようになりましたが、実際はほとんどCMを打たないそうです。この本では、福岡県で一部CMを始めた、と書いてありましたが、テレビを見る層を取り込むためにおこなったそう。

難しいですよね。テレビで見たことある=信頼感、という図式は、ネット通販がこれだけ普及した今でも根強い。実際にネットショップで売られている商品も

「TVに出ました!」
「雑誌に出ました!」

ってバンバン書いてある。

でも実際はCMを打つにはかなり予算が必要なので、ソーシャルメディアでファンを集めることのほうがパワーを使っているように見えます。
そう考えると、10人集まったら出張セミナーをする、というのも費用対効果としてはバツグンなのかも。(CMを打つことに比べたら、移動費くらいってことですね)それを今も継続している会長と社長が素晴らしいと思います。

小さな会社が「広める」というのは、いちばん体力を使うし考えないとコストばかり食うところ。
私も、コツコツ小さなことでもルールをもってソーシャルを活用しながらファンづくりができればと思います。継続することを見てくれているお客様は、きっといますね。