【本】自分をほめる習慣-1日1ほめで幸運を引き寄せる

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自分で自分をほめてやれる瞬間はそうそうありません。
私も実際にはそうで、自分にたいしてあまりよいイメージを持てていません。そこで私は「できたことノート」を記録し始めてもうすぐ2年経過します。今回読んだ『自分をほめる習慣』は、そのノートにもつながる内容の本でした。

自分のいちばんの味方は、自分であること

人には自分の頑張りを見てもらえなかったり、ほめてもらえないことは多い。
けれど、それをやっている自分自身は、いつでもわかっているし自分を支えられます。だから、自分で自分をほめることが大事。本当の意味で自分に共感できるし、勇気づけることができる。

有名なスポーツ選手も実践している方法とのことで、記載されていました。
例えば、イチロー選手、サッカーの本多選手、女子マラソンの有森選手も。自分をほめることで、自信を持つことができる。そしてそれは今すぐこの瞬間からも始めることができる。
難しく考えずに、まずやってみる価値はあるのだな、と思いました。

自分が満たされていないと、相手に気持ちが向かない

自分に余裕がないとき、人のことまでは構っていられません。
実際の私もそうです。仕事で問い合わせ対応や電話対応、商品管理などが手いっぱいのところに「Webサイトのここを修正して」と頼まれても、後回しになったり「こんな忙しいときに言わなくても」と、その人に対してイヤな気持ちを持ってしまいます。

でもこれを1つずつ「終わらせることができた」「うまく対応できた」と飲み込んでいくことで、次の仕事を引き受けるときも気持ちや仕上がりには差が出てくると思います。
しかも、こういうことは毎日の習慣にしないと、1回できたからといってその次も続けられるということはありません。これまでの考え方の癖はなかなか直らないからです。自分のこれまでの視点を少し変えて「できた」「やれた」をやった!と感じることが必要。

「これができたら自分をほめられるし、周りからもほめられる」
そのような基準を設けて、自分をほめてください。

自分に合ったやり方で進める

私は「できたことノート」には、1日5個のできたことを書いています。
この本では、1日1つでもいいし、3日坊主になったらその翌日からまた始めればいい、と書いてあります。できる日とできない日があるのは当然としたうえで、できなかったことにフォーカスして落ち込むのではなく、どちらも自分でほめるべきとのこと。
前向きになって次にできる自分に共感することを優先したほうがいいそうです。

自分ほめができるようになったら、次はドリームボード

私はちょっとやり方は違うのですが、「スクラップボード」を作っています。
ボードというよりは、くり返し見たり、ストックできるようにスケッチブックにスクラップを貯めています。こんな感じで。
スクラップボード

このスクラップには、自分がなりたいスタイルや食べたいもの(摂取したいもの)、行動につながるスニーカーなどをスクラップしてます。私のようにデザインに明るくない人や、言葉が思いつかない場合にはとてもいい方法だと思います。私はメンタルコーチに習いましたが、その時の自分に必要なイメージやキーワードが目に飛び込んできます。
これをくりかえして最終的に自分がどうなりたいのか?を描いて追い求めるとわかりやすいと思います。

ちなみに、この本に書かれている「ドリームボード」も同じように、画像を探して印刷して、言葉でなく視覚化できるものに置き換えてボードを作る方法でした。なりたいでなく「なる」というのを意識して、次の行動へと昇華させて書きだすと良いそうです。

なりたい自分を引き寄せるには、こういった方法も1つの手なんだなと思って、「できたことノート」や「スクラップボード」を実践していきます。
またこの本はとても易しい表現で書かれていて、すっと読み進めることができました。きっとわかりにくい、と自分を責めないような工夫がここにもあるのだろうな、と感じました。

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