DNSを浸透させるということ

Posted by in サイト制作

今日、やっとネットショップのリニューアルが終わりました。記事の追加はまだまだありますが(汗
おおといトライしたDNSの浸透作業に失敗して・・・サーバ担当者に連絡をしていなかった私のせいですが、1日を無駄にしてしまいました。

もしホームページをリニューアルする場合、当然今稼働しているサイトがあるので、
スムーズに新しいサイトへ移行しないといけませんね。
今のドメインを新しいサーバ(今のうちの会社の場合はASPのサーバ)に向けさせること、これを「DNS浸透」といいます。

ドメインのDNSを浸透させる

なお、DNSは「ドメイン・ネーム・サーバー」の略字です。

DNSの浸透は、何が問題か

私の見解ですが、問題の1つ目は切り替えの時間がどのくらいかかるか、読めない点です。
よく24時間程度、最大72時間、などといいます。
結局は、自分で更新ボタンを押しながら確認するしかないです。

もう1つの問題は、古いページと新しいページの、両方を見れる状態が残ってしまう点です。
参考: DNSの「浸透問題」は都市伝説

これは見る人によってどんな状態かはちがっていて、自分の経験からしても徐々に変わるというか、全部のページがまるっと新しいページに切り替わるのではないと思います。
自分が見ている分には問題ありませんが、もしお客様が買い物途中だったら・・・途中でページが切り替わると思うと胃がキリキリしそうです^^; かといって、サイトを全部止めてリニューアルのためにいつ完了するかわからないDNS浸透を、待つわけにいきません。

DNS浸透開始を、告知するしかない

私は時間が近づくか、前日にホームページに記載するようにしています。
途中で買い物できずにトラブルになるよりも、事前に少し待ってもらって新しいサイトで購入していただいたほうがよいから。

インフォメーション欄やツイッター、Facebookに、

「本日、サイトリニューアルの予定です。お楽しみにお待ちください!」

という感じで、一度は作業前に告知文を流すようにしています。お客様が知らなかった、ということは避けたいですし、有名店でなくてもサポートの一環としてきちんと表示すべきですね。

DNS浸透でトラブルが起きるケース

「サーバが見つかりませんでした」
「ネームサーバが応答しません」
「特定のサーバが見つかりませんでした」
「接続の試みに失敗しました」
「接続に失敗しました」

このような表示が出るときは、少し時間をおいて更新してみます。(F5キー)
従来のサイトも表示されず、数回やってもこのような警告が表示される場合は、トラブルの可能性が高いです。

今日経験したケースでは、CMSの設定ファイルのURL書き換えでした。
詳細は私はプロではないので説明がしづらいのですが、実際にはhtmlファイルにはトラブルの影響がなかったので、システムファイルかな?という問題です。

また上記を踏まえると、ファイルに書き込んでいるリンクを相対パス、絶対パスのどちらで記載するかでも影響が出そうです。
さらに、サブドメインだけのDNSを変更するときも、詳細設定が必要なので注意したいです。

単純なIPアドレス(変更するアドレス)の打ち間違いもありそうなので、もらっているデータをコピー&ペーストしたほうがよいですね。コピーする際は不要なスペースなどを入れていないか、注意も必要です。