ホームページのフォントサイズ

Posted by in サイト制作

楽天市場などの編集の際はあまり関係ないのですが、自社サイトでネットショップを作るときは、フォントサイズが重要だと思います。一時期は小さいフォントが主流とも言えたと思うのですが、最近は大きめなフォント(14px以上)のページがどんどん増えていると感じました。

私が最初に気づいたのは、自分がRSSなどでチェックしているブログです。
私がいつも読むブログは、RSSリーダーからリンクを踏んで結局本サイトに行って読むことが多いから、というのも理由ですが。ほとんどの有名ブロガーさんはフォントサイズがわりと大きい。

デザインよりも中身を読ませたい

大きな文字を使うということは、視認性を高めているのだと思います。

その分、デザイン面では捨てです。捨て、というと言葉は悪いですが、記事の中身自体をデザインしていない、そこにパワーを注がない、という意味です。

文字を読ませたいのだから、当然見やすくする必要がある。
結果として、大きめのフォントサイズになるのだと思いました。

私は視力が悪く、めがねをかけているので、確かに小さい文字は長時間見づらいです。日本語は漢字、ひらがな、カタカナが入り乱れているので、読みづらさはピカイチ。

私もかなをなるべく使うようにしていますが、それでも長文になるとボリュームが多く記事も濃くなりがち。
アルファブロガーさんは余計に内容の濃い記事を書くのですから、しっかり読みたい読者としても読みやすいほうがいいのです。

なぜユーザーにフォントサイズを選ばせる?

私が管理しているホームページにもあるのが、
「大 中 小」 のフォントサイズ切り替えボタン。

なぜこれがあるのか?よく考えるととても疑問に思えてきました。
最初から小さい文字をサービスとして提供していること自体、かなりギモン。
もちろん、小さなフォント数でコンテンツをデザインしている可能性はあるのですが、「デザインが崩れて、読みづらくなりますよ」と宣言しているのと同じだと思いました。

最初から、文字サイズも含めてデザインしたコンテンツを提供するべき。。。

そう考えると、フォントサイズを大きくするか小さくするか?の答えが明確。

よほどはっきりとユーザーターゲットを絞る場合以外は、大きめフォントでいいのではないでしょうか。このブログは14pxにしていますが、色の関係もあり、もう少しフォントカラーを濃くするか、16pxまで上げるかをずっと考えています・・・

フォントも含めて、デザインせよ

と言ったのは(といっているのを聞いた)、私が尊敬するコンサルタントです。
そうすれば、フォントサイズ変更ボタンもいらないし、最初からそのフォントサイズも含めて完成されたデザインでコンテンツが仕上がります。

フォントサイズが大きいことが「ダサい」のではありません。
それも含めた見やすさ、デザイン、まとまりを表現すればよいのだと思いました。

私たちのようにネット全盛期の年代はどんどん年老いて、いつか視力も悪くなりそれでもホームページを見続けて仕事をしなければいけなくなります。そんなときに、やっぱり文字が大きく読みやすいサイトが親切なのではないでしょうか。