【本】心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」

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Facebookでお友達が紹介していた本です。
昔に読んだ「箱の本」をもう一度読んだ後に、その流れでこの本を読んだほうがいいだろうなと思って、Amazonで買っておきました。

手放していいと思えること

この本のタイトルを見て、購入を決めたのですが、そもそも読んでみようと思ったのは最近よく考える「手放し」というキーワード。自分が不快に思うこと、人間関係、使っていないもの。過去は変えられないから、その事に感謝の気持ちを持って自分から離すということも大事だなと思えてきたところでした。

この本は1つの項目が5ページくらいにまとまっているため、とても読みやすく、分かりやすいです。ここに書かれている1つ1つの感情に対して、もっと静かに穏やかに向き合うことがこういう「禅」の考え方を理解することなんだなと実感しました。
私がこの本を読んで、すぐに実践したことは以下の通りです。

  • 過ちを認めて、謝る
  • 少しだけ、言い過ぎたと思う人に謝りました。実際に会って謝ることはかなわず、メっセージですが。

  • 過ぎたことや、あまり先のことを考えすぎず、今を少しだけ頑張る
  • 手に入らない未来を考えていましたが、それをやめることにして、少し気持ちが軽くなりました。

  • 上手く話そう、と思うことをやめる
  • 上手く話そう、と思ったら、自分の本音にオブラートがかかってしまうので、へたくそでも思ったことを伝えようと話しています。

感情に逆らわず、やりたいと思うことを

最近、東京に行っていろんな知り合いと合ってきたのですが、いくつかとても参考になることを私を客観的に見て教えてくれた人たちがいます。

「なんか、やりたいことやってるって感じじゃないんですよね」「やりたいことをやればいい」
「人にあれこれ言われたことを真面目に受けて、その自信のなさから、自分の可能性を抑え込んでる」

これを聞いた時、自分の頭に浮かんだのは“自由”と”強い思い”という2つのキーワード。この本に書いてあったリンクする文章が、「あるがままでいる」ということ。自分の感情のコントロールの利かないところは、無理に関わらなくていい。逆にその気持ちを無理に抑えることもなくて、自然体でいるのがいちばんいいのかな、と思いました。

ストレスを感じるほど、考え込まない。今を大事に生きる。心配ごとを思っていても、それはきっと自分の取り越し苦労。素直にそう思えるように、自分を開放して一日ごとをしっかり生きなくては、と思いました。

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