【本】女の人生は朝10分のメイクで変わる
試読本をいただきました。ありがとうございます。
もうアラフォーの自分がメイクに興味を持ち出したのは、やっとここ3年くらいのこと。私はネットショップ運営の現場仕事が長く、あまりお客様と対面してする仕事ではなかったので、気にしていなかったのです。
しかし、年齢を重ねるにつれて、肌つやがなくなってきたり、顔色が優れないことがあったり、くまが目立つようになったり。日焼け対策をしなかったからシミも少しずつ気になって、近所に買い物に行くにも「これでいいのかな?」と思うようになりました。
最近メイクを少し意識し出したのはこの本です。近所を散歩するにしても「ちょっと人に会っても大丈夫なメイクを」って書いてあったような記憶があります。自分の顔は自分で見えないから、人に見られるつもりでメイクしないといけませんよね。
イラストがたくさんで、わかりやすい
気を付けるべきところが、図式されているのが分かりやすかったです。
また、顔の形によって気を付ける点がちがうので、自分に当てはめやすいですね。たとえば私の場合は面長なので、「アイメイクを濃くしすぎないほうがいい」と書かれていました。(天海祐希さんの例)
また、バランスのいい顔の各パーツのサイズが数値化されているため、自分のパーツが「大きいのか?小さいのか?」というのが分かりやすいです。計測はちょっと大変だと思いますが、唇などは鏡をみれば測れそうです。※ちなみに、私は唇が少し薄くて、耳は寝ているタイプでした。
メイク道具の数や価格を、否定しない
私のようにメイクを始めて数年、という初心者だと、「あれもこれも揃えなきゃ」っていう思いに駆られます。化粧品は高くないし、年齢もいっているとあんまり安い化粧品は使いたくないんですよね・・・それを使ってて気分がアガるものを使いたいじゃないですか。
著者の森本さんは、「化粧品の値段と、メイクの出来栄えは別物」「ほとんどの人が、限られた化粧品や道具で十分足りていた」と書いています。読んでみると、最低限必要なアイテムは私が持っているもので十分でした。(私はメガネをかけているので、マスカラを使っていませんが、ほぼ合格点でしたね^^;)アイシャドウも薄いベースと濃いライナー風の2色でいいということで、続けられるメイクはシンプルで色数も少なくていいのだな、と感じました。それを使うときにだけちょっとしたコツを覚えればいいみたいです。
だから「10分」のメイクで変われるんですよね。
とても参考になったのは、チークとファンデーション、ヘア
チーク:自分が思っていたよりも、入れる範囲が広かった!高さでいうともっと低い位置(耳たぶの下あごのところ)まで広範囲に入れるのがいいみたいです。スッと直線的にor丸っぽく入れがちですが、三角形に入れる。また濃淡をつけることも意識していなかったので、これはやってみたいですね。
ファンデーション:肌のきれいなところはうすくぬればいい。均一に塗るのはもう古いんだとか!たしかに、ナチュラルメイクとはいえ、肌が均一に見えるのはナチュラルとは言えませんもんね。私も気になっている目の下は、パッティングするようにのせる。ふむふむ。
ヘアスタイル:メイク本で髪に関する言及があることに驚きました。でも考えてみれば、顔と頭はつながっているし、人にいちばんみられるパーツ。最近モロッカンオイルを使いだしたので、タイムリーな内容でした。オイルは毛先に付けるようにすること。
「きちんと塗る」よりも「自分を知ること」
仕事とおんなじだなーと思うのは、実際にメイクをして自分をデザインする前に、自分の顔をよく知って戦略を立てることだなーと思いました。顔やパーツの傾向やサイズを知ることで、自分に似合うメイクは違うのかも。そう気づけたのがいちばんの収穫でした。
だからほんの最初に、サイズのチェックリストや傾向を書いてくださっていたのだと思います。
全部を完璧にやるのは難しいので、パーツ1つずつ、練習しながらやってみたいと思います。
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