【本】その幸運は偶然ではないんです!

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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 想定外の出来事を最大限に活用する
第2章 選択肢はいつでもオープンに
第3章 目を覚ませ!夢が現実になる前に
第4章 結果が見えなくてもやってみる
第5章 どんどん間違えよう
第6章 行動を起こして自分の運をつくりだす
第7章 まず仕事に就いてそれからスキルを学ぶ
第8章 内なる壁を克服する

3月6日、この本を注文して、3月8日に私は2社の面接を受けました。
私はキャリアと呼べるほど華々しい経験はないけれど、これまでの経験を生かすか、新しい世界へ飛び込むか迷っているところに、面接から帰ってきてからこの本を読みました。

もともと面接は1社で、追加でチャンスをいただき、考え抜いた結果、私は新しい世界へ飛び込むことにしました。
しかし、これまでの経験が全く生かされないわけではなく、マーケティングの世界にもう一度戻れるので、今後小さな経験がいくつも役に立つと思います。
それはこれまでの転職の苦い経験を生かし、2社から私がどんな仕事に就く可能性があるか、どんな仕事をすることを望んでいるかを徹底的にヒアリングした結果でもあります。

自分のキャリアは周りがつくる

最近、恩師に言ってもらった言葉の中に、「キャリアは周りとの出会いで、その仕事をしていく中で出来上がることもあるよ」と言われたのが心に残っていて、それがこの本にもつながってより一層理解が深まりました。
確かに私も、ウェブ業界に好んで入ったわけでなく、会社でネットショップで物を販売することを任されたからこの業界にいます。そしてネットショップ業界に10年以上携わりました。
もちろん、右も左もわからない世界で、自分の努力は入社時はどうにもならないことが多いし、やはり周りに習ったり、周りが自分の仕事をおぜん立てしてくれるものです。教えてくれるかもしれないし、自主学習かもしれません(ウェブで検索して見つかるときは自主学習は有効かも)。

ただ、実際には習わないといけないこと、その会社のフレームワークを身に着けることがあるので、自分だけではできません。そういった意味で、結構「周りが作る」っていうのは正しいなと思うのです。
そこで自分の経験を生かせるか生かせないか、によって、パフォーマンスは変わると思います。もしパフォーマンスが悪いときは自分から動いてチャンスをつかむしかないのですね。そして、向こうから来るものがあればチャンスと思うこと。

この本はキャリアチェンジを決して否定的なもの捉えるのではなく、チャンスが訪れたらそれと対面してみるのを肯定しています。そしてその場面に出くわすのは必然であるということ。この本ではチャンスを探すのでなく、対峙したその時の瞬間瞬間にあるこということをいっています。

どうなるかわからない、だから向き合い受け入れる

「失敗に対する恐怖」、私にはこれがつきものだったと思います。
周りからどう思われるだろう、自分のやっていることは正しいのか、その会社に適合できるのかといつも不安でいっぱいでした。

しかし、実際には失敗しないという人はいないので、とにかく向き合い受け入れてやってみるしかないのだ、と。
この時、共有できる人や注意してくれる人は必要だなと思いました。特に前者の「共有」ですね。今度の仕事は、少しチームで動けそうなイメージができているので、共有し、それぞれのレビューを持ち寄ってより良いものにしていける、そんな環境がイメージできるので楽しみにしているところです。
今は、不安はありません。

視野をせまくしない

ウェブ業界にいると、この世界がすべて、と思いがちになってしまうんですよね。
ウェブだけでなく、自分が同じ業界にずっといるとそう感じがちになるかもしれません。でも実際には自分の経験していることは、ほかの人からするとほんの一部であるし、
私もほかの人が働いている業界などは、専門家でなく全くわからないわけです。

正しい、正しくない、だけにとどまらず、ほかの人、ほかの業界、ほかの環境をもっと受け入れられる自分になりたいですね。受け入れたあとの判断は、個人的な意見として持っていればよいので。

自分が対峙する局面に対して、常にオープンでいられるようにしたいものです。

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