【本】上に行く人の報連相のキホン

Posted by in 書籍

報連相ってすごく難しくて、「細かいことはいいや」と手を抜きたくなってしまうのだけど、ドキドキするほど失敗しちゃうんですよね。私の場合は、自分の失敗や成果を言うのが怖いのと、タイミングをほぼ失ってしまうことがトラウマで今でも苦手分野です。
この本はtwitterのフォローさんでよく本を読んで紹介されている方が紹介していて、気になったので、手に取りました。最近はtwitterから刺激を受けることが多く、参考になります。

聞きたいことを応える、伝える

誰でもそうなのですが、「聞きたいことしか聞きたくない」のだろうなと思います。それが忙しい上司ならなおのこと。だから、数字を使ったり、話す順番を考えたり、いつ聞いてもらうかなどを伺ったり、いろんな試行錯誤が必要なのだと思います。
ちなみに、私が報連相で苦手なことはいかの3点です。

  • 結論を先に言うこと(これは結論がまとまってないとスパッと言えないから)
  • うまく報告しようとしてしまう。結果としてどのくらいの時間かかるかが読めなくなる
  • どのくらいのタイミングで報告を入れるのか、迷ってしまいズルズルする

こんなに下手くそなのは私くらいかもしれませんが、この本を読むと「あるある」なシーンがたくさん出てくるなーと感じます。

上司が聞きたいことは、いくつかに絞られるような気がして、最近は意識するようにしています。実際にこの本にも書かれていたことばかりでした。

  • 本人の意見を話してほしい(意見待ちではだめ。でも上司の意見は聞く)
  • 数字を使って説明すること(報告に何分かかるのか、どのくらい利益が出るのか、など)
  • 自分の質問に答えてほしい(シンプルに!)

目からうろこは「細かく」

案外意外だったのは「細かく報告する」ということ。
実際に、私も今の会社にいると社長から「アレどうなった?」と聞かれることがあります。引用したツイートでは「オシマイ」と書かれていますが(汗)、やっぱりそうだなーと感じます。細かく報告することで、1回あたりの粒度が小さくなり聞くほうが負担にならないんだろうな、と思いました。経過も覚えているだろうから、振り返りの時間も少なくなりますよね。

特にクレームなどはすぐに報告し、細かく経過を伝えるようにしています。最近は特に注意深く気を付けています。

それすら面倒、時間がない、というマネージャーは、正直仕方ないのだと思います。直らない。部下の話に耳を傾けない人なんだろうと。何人かこういう経営者を知っていますが、仕方ないですよね。

この本はメールを書くときにも少し参考になるんじゃないかなーと思いました。
人に伝えるという意味では、報告も連絡も相談も同じですからね。

Amazon⇒会社では教えてもらえない 上に行く人の 報連相のキホン
楽天ブックス⇒会社では教えてもらえない 上に行く人の 報連相のキホン [ 車塚元章 ]