【本】不変のマーケティング

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久々に、マーケティングの本を読みました。Facebookでたくさん付箋をつけている知人を見たので、興味があって読んでみることに。
一気に読みました。

内容としては、以前からある「ダイレクトマーケティング」の手法であって、ウェブに特化したものではありません。
だからこそ、ウェブを活用できる今ならどうするか?と頭をひねることができそうです。

不変のマーケティング

【目次】
プロローグ 1通のDMから、すべてが始まった
第1章 感情マーケティングの基本概念を紹介!
第2章 神田のマーケティング必殺技
第3章 売上アップの「突破口」を探る!
第4章 お客様をファンにして、口コミを起こす方法
第5章 私が犯した罪と罰

最近はネットショップだけでなく、サービスや同梱物などに気を配って仕掛けるウェブ活用が必要になってきていますが、
そんな中でもこの本の中で紹介されている「学習塾」や「住宅会社」など、リアルで成果を上げているマーケティングも役立ちそうな匂いがしました。
いくつか気に留めておきたい内容をメモしておきます。

実績を伝える

これは、お客様に伝えるべきエビデンスになります。
どれを実績ととるか?何件あればよいのか?ということに注目が集まりそうですが、実際に自社で取り組んだ結果、喜んでもらえたことがすべて実績。
もし件数がなかったら、具体的に記せばいいということ。

情報を発信していれば、ビジネスがコンテンツ化する

これはまさにそのとおりだと思う。
自社のことを、すべて発信していけばよい。もちろん役立つ、求められる情報であることが整理できていることが条件だけど。

自社のビジネスのことはお客様は分かっているはずがないので、少しでも自社ビジネスのことであると判断できるなら、それを文章、写真、画像で説明するべき。
コンテンツは、誰かに響く。そこに情報があることで、検索して探すことができるから。
自社の業界や商品の使い方が分かるほうが、お客様は自社に近づいてくれる。親近感を覚える。もっと知りたいと思う。
それをこちらから発信して、知りたいと思っている方に歩み寄ればよいと思います。ウェブであれば、印刷代や郵送コストはかかりませんからね。

問題を掘り下げて、解決策を提示する

商品、サービスを売るときの基本。でも、モノがあると忘れがちになるのでメモ。
実際に、お客様の抱えている問題をどう解決できるかを具体的にしないと、商品を目の前に出しても意味がない。
自社の商品が、お客様の悩みにきちんとフィットし、解決できるかどうかを考えないといけませんね。そのためには、メーカーが最も強いですが、サービス業として特化することも1つの手段です。

読む人が読めばテクニック論、ちがったとらえ方をすれば実践論。
自分だったら、どう活用するか?本もモチベーションを上げて読みたいものですね。