日経デジタルマーケティングセミナー「コンテンツマーケティングを成功させるための戦略的ライティング講座」
コンテンツマーケティング、という言葉をちらほら見るようになりました。
コンテンツを使って(作って)マーケティングをする、という風潮が高まってきたように思います。
昔、SEOをコンテンツのページ数(ボリューム)で見られていたころは、質より量、という感じである程度の質でもひたすら量産、という感じでした。
実際に私もショップを運営していたころは、「このキーワード(スモールワード)を拾うようにコンテンツを書けば」という思いでいっぱいでした。
しかし実際は
- お客様に必要なモノしか見せない
- 自分たちの価値を正しく伝えるために、そのコンテンツに導かなければならない
という、コンテンツの前の段階の企画設計、もっと言えば、骨格ともいえる事業の戦略を強固に作らなくては、コンテンツ自体がぶれてしまう、ということが
セミナーからもひしひしと伝わってきました。
その重要な部分を、弊社代表の権が話しました。私は撮影係、広報としての関係者へのご挨拶もかねて同行しました。
コンテンツマーケティングのゴールは、SEOではない
SEOがゴールになる、ということは、その相手は検索エンジンなのです。
決して、お客様の方向を向いてはいません。
そして、SEOがゴールになってしまうと、検索エンジンに目が行き、結局は自社の事業戦略なんて忘れてしまうのです。
IT奴隷、と呼ばれる、1つのコンテンツ記事を100円程度で書く人たちがたくさんいます。
もちろん、お小遣い稼ぎ、と割り切っている人はいいでしょうが、自社の事業戦略を、そのような記事に任せて進めてしまってはいけません。
量から質へ。お客様が本当に求める情報とは
今、SEOしかりインターネットを活用した事業は、量から質へ、移り変わっています。その肝となる「戦略」からコンテンツを生み出し成果につなげる、という話をしています。
- ターゲットを絞る
- 3Cを作る
- 戦略を決める
- コンテンツに落とし込む(実装)
- ユーザーシナリオを考える
- 構造設計でコンテンツへと導く
これらを私たちは、一気通貫のサイト制作と呼んでいます。
サイト制作部分のみを請け負うのではなく、その上流の事業戦略の立案がすべてを決め、それに基づいて設計する、という手法です。
これであれば、3Cや戦略に立ち返ることができ、ブレが少なくなります。
また、お客様に届けるメッセージの基礎ができるので、SEOで使うキーワードやディスクリプションもそのまま作ることができます。
またこういったコンテンツは、リスティング広告のランディングページとしても役立ちます。
私は前半のこの講義後で途中退席しましたが、何度も聞いても、やっぱり難しいしその都度勉強になります。
今後ますます、戦略といった上流からの設計が必要になると思います。
コンテンツマーケティングを成功させるための戦略的ライティング講座
http://business.nikkeibp.co.jp/nmks/semi_150527/