長野で「売れるサイトのための最新SEO徹底解説」セミナーに行ってきた
住太陽さんの「売れるサイトのための最新SEO徹底解説」セミナーに参加してきました。
7月の初めに名古屋で開催されたcontents.nagoyaに参加したかったのだけど、大雨で新幹線が止まりそうだったので、直前にキャンセル。講師の皆さんが現場に到着できるかもわからないような雨でしたが、その時に参加できず。
Facebookでのそのことに言及したら、住さんご本人から「名古屋か富山のセミナーをおすすめする」とのコメントをいただいたので、土日に開催されれば行くのも楽だし、長野版に参加することにしました。
※R社のセール対応がタイトで、とても平日に有休をとる自信がなかった・・・
SEOというともう下火というか、コンテンツマーケティングにつながってしまって、どう情報をゲットすべきか結構悩んでいました。でも仕事ではコンテンツも作成できないし・・・今回のセミナーに参加したのはそんなモヤモヤがきっかけでした。
「コンテンツ作成は、時間があるならどうぞ」
これが住さんの結論でした。私たちEC事業者は、コンテンツを売るのでなく最終的に商品を売らなくてはいけない。
その場合に必要なのはコンテンツでなくて「商品説明」。でもその説明も、自分たちのエゴではなくて、お客様の状況やニーズに沿って提案できているか?それで問題解決ができるか?というのがキモでした。
とても分かりやすい図式で(笑)、具体的なキャラクターを出しての紹介がおもしろかった。でも、これは事実、販売する側にはできていないことだなと納得。懇親会でとある方が「住さんはベネフィットって言葉を使わないんですよね、なんでだろ」ということを言っていました。なんとなくですが、言葉の耳触りがよくてその本質を分かろうとしない私たちのような人たちがいるからかな?と思ったり・・・
コンテンツマーケティングはEC事業者でなく、メディア制作者向けの情報であることも明言されていたのがよかったです。そこにフォーカスするなら商品を売ることを考えなくてはいけませんね。
私も今は「コンテンツ単体」で考えるのでなく、商品を取りまとめるカテゴリページの補足やまとめとしてコンテンツを作成するようにしています。商品説明と同時にまとまりを感じさせることができるからです。また商品単体の説明コンテンツも作りますが、こちらはしっかりとLPとしてディレクションしています。買うために分かろうとする人は長い説明でも読むと考えるからです。
検索結果は驚くほど変わっていた
SERPs(検索結果)を具体的にキャプチャして説明してくださったこともよかったです。
私たちが「キーワード」や「概要(discription)」をまとめながら考えるSEOなんてとっくに終わっていました。Googleはもっともっと先に進んでいて、それを学習し続け自動化されているということ。私たちがGoogleを使うのはどんなときか、Googleを使うのか買い物アプリを使うのか、という点においても、しっかりとSERPsを観察する必要があると感じました。
また、これらを説明するに当たり、しっかりとGoogleのヘルプを引用してくださった点もよかった。
セミナー内の話の中に根拠が生まれるため、余計なことに神経を使わなくてもいい。EC事業者は買ってもらうことに集中すべきだということを身をもって感じました。
自分はどこで買い物してる?
ネットで買い物するときに、どこで選んでいるのだろう・・・私だったら、
- ここ数年一の高い買い物である一眼レフはカカクコム、
- 本はAmazonか楽天ブックス(一度は本屋に見に行くけれど、そこで買わなければネットで)
- アパレルは実店舗に行く、
- ドラッグストアにない日用品(洗剤とか)はAmazonか楽天、
- 食品は、ナッツとかよほどの嗜好品なら楽天
- ホテルを取るときは楽天トラベル
私が買い物するときはポイントサイトを経由するのですが、この調子なら通常の人はアプリで済ませるはず。つまりGoogleは経由しないのです。コンバージョン(以下、CV)する行動はスマホでアプリを使うケースがほとんど。スマホファーストであり、モール内で戦うほうが効率がいいと住さんは言います。私は現在、自社サイトに注力してそのコンテンツをモールに派生させるようにすることで、充実しかつ効率的にやっていますが、同じくらいモールの店舗に力を入れてもいいのかもしれません。(モールは捨てなくてもいいのかも)
また買い物を検討するシーンもそうです、これは何度も聞くたびにそうそうと思ってしまう(汗)
- 電車の中の通勤時間
- 表示が遅いと離脱される
- すぐに買い物できる決め手があるか
- 混雑している中で、集中して商品ページを読めるはずがない
私たちは広い道路を車で運転しながら、20分もすればすぐに会社や目的地についてしまう。それからゆっくりスマホやPCで検討する時間があるかもしれません。でもそうじゃない環境の人のほうが人口が多いし、そこからの売り上げも当店多いわけで。
お客さまの環境ももっと考えましょう、という話でした。
住さんは、この分野の権威なら当然かもしれませんが、変えてはいけないところ、変化を見るべきところをきちんととらえておら得ると思います。1つでも明日から生かすように商品の売り方を作りこんでいきたいです。