ネットショップにあるといい写真の種類

Posted by in サイト制作

ネットショップは、キャッチコピーや売り文句も大事だけど、結局は写真が命。
少しくらいキャッチコピーが下手でも、質感のいい写真で視覚で売り込むことは可能です。

私がいつもよく見ているアンジェさんとかは、コピーも写真もウマイですよね^^; つい買いたくなってしまいます。
もちろん商材によっても撮影する観点は違うと思うけど、いくつかピックアップしてみましょう。

商品の全体写真

当然ですが、どんな形をしているかですね。
全体が把握できない写真では、どんなに魅力的でも購入することはできません。

買い物カートの横に使う商品写真などは、詳細によって白抜き(背景が白い状態)で撮影してもよいと思います。

サイズが分かる写真

アパレルはモデルに着せる必要があると思いますが、それでも身長や体重を記載することで十分参考にできます。
モノの場合は、ポピュラーなものと並べたり、持ってみて手にどのくらいしっくり来るか、など
サイズ感を表現することが重要です。

私の場合は立った状態で手で持ち、「身長156cm」と書いて、2サイズある商品を持って比較写真を作ったりします。また手で持ったり使ったりしてサイズ感を出すことにしています。
PCやiPhoneなど、普段使うものと一緒に撮影するのもおすすめです。

カラーバリエーション

カラーがいくつもある場合は、バリエーションの写真が必要です。
撮影をするときも、商品の角度などをそろえてスッキリ並んだ感じにすると比較もしやすいです。

下の写真は、私が今購入を検討しているカメラバッグのカラー一覧。ボストンクラブさん
カメラバッグのカラーバリエ
これなら、パッと見た感じ自分の好きな色、買わない色がはっきりわかりそうです。
私はブルーかマスタードにしようかな、と思うわけです。

付属品の写真

商品に付属品がある場合は、一緒に撮影しておくとよいです。
お客様の手元に渡った時に「これ、何に使うの?」という問い合わせを減らすことと、
万一梱包ミスがあった場合、「これがない」と指摘をしやすくしてもらうためです。キャノンEOS Kiss X7

キャノンEOSx7
もちろん、キャノンのサイトには、1から10までの付属品名が記載されています。

細部の写真

商品細部の写真を撮影することで、2つのメリットがあります。

  • 質感がわかりやすくなる
  • お客様から商品イメージのちがいで、返品されることが少なくなる

色や素材感がわかるような写真があるといいですね。
同じ黒でも、マットな黒とエナメルの黒、革の黒は全く違います。

使用シーン、使い方が分かる写真

アパレルならコーディネート、食べ物ならレシピ、雑貨ならインテリアと一緒に。
使用シーンで撮影することで、商品の使い方をイメージしやすく、お客様の「使える!」を刺激します。

たとえば、先ほど挙げたカメラバッグの場合、

  • 自分が買う予定の機種のカメラが入るか?
  • ほかに、SDカードやスマホを入れるスペースがあるか?
  • カメラを入れたら、どのくらいのゆとりがあるか?
  • 肩にかけたら、どんな感じ?

ということをイメージできれば、購入にぐっと近づきます。

写真は商材によって、必要なものが異なります。
ただ、サイトデザインの面から見ても、写真の重要度が増していることは確実です。
実際に、私もたいしたコピーを書かなくても写真がきれいで売れている商品もあります。

写真は文字よりも目に入りやすく印象が強いので、しっかりと考えて質のよいものを撮りたいですね。