サイトマップは、なぜ必要か
リニューアルしたネットショップを巡回しながら確認していて、社内で
「サイトマップがない」という指摘を受けました。
※ここでいうサイトマップとは、Googleクローラー用でなく、ユーザ用のことです。
私はあまりほかのサイトでもサイトマップを利用しませんが、その一覧性から使う人はとても便利なようです。今回の失敗も踏まえて、少し考えてみることにしました。
サイトマップの目的
サイトマップは、一覧でページを見ることができるので、目的のページに到達しやすいというメリットがあります。
そのため、初心者には全体のサイトボリュームが見えづらくても、回遊しやすく便利なのだと思います。
私はホームページはメニューから巡回するケースが多いので、さほどサイトマップを参考にしていませんが、最近はフッターがその役目をするサイトデザインも多いので目に入ることはあります。
サイトマップの不便な点 2つ
私が自分でサイトマップを作っていたとき、大変だと感じたことが2つあります。
- サイトマップは、ページが増えるたびに更新?
- 1ページから発リンクがたくさんあるとマズイ?
ホームページに新しいページが1つ増えるたびに、サイトマップにリンクを1つ追加しないといけない点です。商品ページごとにリンクを貼っている、などの場合は注意ですね。作業が増えるためです。
最近はCMSでブログ以外でも記事を増やしやすくなったので、膨大に作るとサイトマップの更新だけでも大変です。
どのページをサイトマップに掲載するか、よく考えないと作業が増えるばかりで見づらいサイトマップになってしまいます。
サイトマップはすべてのリンクをそのページに掲載しようとするために、膨大なリンクが貼られます。ただ、1ページにたくさんリンクを貼ることはあまり好ましくないようです。
調べてみると「100」というのが1つの区切りのように感じました。(いろんなSEOブログで紹介されています)
よって100以上ある場合は、2ページ目など複数ページに分けたほうがよさそうですね。
複数ページに分けると、全部で何ページになるのかユーザにわかりやすく表示する必要があると思います。
今回私が実施したサイトマップ作成
私は、以下のとおりのサイトマップにしました。
- サイトマップページを作る(フッタデザインでないもの)
- フッタメニューにリンクを貼る
- 商品カテゴリまでリンクせず、そこは商品一覧ページに任せる
(サイドメニューに商品カテゴリがあったから、サイトマップにまで書かないことにした) - 結果として、さほど多すぎない発リンクにおさまった
もちろん、ヘッダメニュー(サブメニュー)にリンクする人もいると思いますし、アイコン化する人もいると思います。今回は、私が実施した例です。
当然ですが、よく使うと思われるメニューはすぐにアクセスできる場所にある必要があります。 ※サイトマップに入らないとわからない、状態ではダメ。