ネットショップに必要なページ
ネットショップで買い物をしてもらうには、商品以外に参考にしたいページがあります。
私もいつも、リニューアル時に「これで大丈夫かな」って何度もチェックしてしまうので、メモがわりに記事にしておこうっと。
買い物を便利にしてもらうためのページ
買い物方法
楽天やamazonに出店していない独自ドメインショップの場合は、必要かと。
使っている買い物カートシステムによって、使い方はまちまち。
画面のキャプチャをとって、親切に解説するようにしています。
電話やFAXでも受付可能か、書いておくのもいいと思います。
支払方法
振込といっても、銀行や郵便局もある。
代引きなら、配送業者まで書くのが親切。
カードやコンビニ決済なら、ブランドロゴがあるほうが目が行きやすくわかりやすいです。
送料と手数料
支払に必要な手数料や、送料を記載すること。
ユーザは、「商品以外に、何が必要か」ってことを素早く知りたいものです。
いつ届くのか
配送リードタイムです。
最近はメール便の利用も増えてきたので、ときどき問い合わせもありますが・・・こういう安価なサービスを使うお客様に限って、「いつ届くのか」とたずねてくるケースが多い(笑)
出荷完了メールでも配送業者の荷物検索URLは書くと思うのですが、
ページデザインとしてゆとりがあるなら、荷物検索についても詳しく書くのがいいかもしれません。
(私はサイトには書いてません)
ヤマト運輸などは翌日配送ができる地域が広いですが、その他の場合は休日が遅くなったり、時間指定をしても前後するケースも多々あるのできちんと注意書きとして書いたほうがよさそうですね。
よくある質問(FAQ)
上記のような決まったページ以外に、お客様に知っておいてほしいこと、質問があったことを
まとめておくとよいです。
細かいことも増やしやすいし、簡潔に書くことで問い合わせが減る効果もあります。
法律で記載が決まっているページ
返品・交換の基準と手順
昔はショップ側の都合で「返品できませんよ」というケースも多く、返品しにくいというイメージが強かったです。
理由は、これまでネット通販ではクーリングオフが適用されない、となっていたからです。
今では、法律で返品対応に関して記載することが決まっています。
ネット通販が原則8日間は返品可になる特商法改正が12月1日施行
今では返品してサイズ変更してもOKというアパレル業界のサイトなども多いですが、
正直、それを逆手にとられる私たちのような中小企業はキツイですね^^;
購入する側の責任や確認も、少しは自覚してほしい気持ちにはなります。
私は迷っているお客様にはしっかりと「イメージ違いで返品するくらい迷うなら買わないで」と言ってます。
個人除法の取り扱いに関するページ(プライバシーポリシー)
最近、大企業でも漏えい問題などが次々に問題なっていて、お客様も敏感だと思う。
個人情報に関する取扱い基準を、ページにまとめておく必要があります。
大きく分けると、下記の3点かなと思います。
- 個人情報を取得する目的
- その利用範囲
- 情報開示する必要性があるケース
個人情報を取得する大きな目的は、「商品、サービスを届ける」ことです。
利用範囲として考えられるケースは「メルマガ配信」「DM郵送」などの自社サービス告知が主なケースでしょう。
情報開示は、裁判所や警察から依頼を求められた時、というのが一般的です。
特定商取引法に関する表記
特定商取引法とは、消費者トラブルが生じやすい特定の取引を対象にトラブル防止のためのルールを定めている法律。
ネット通販もこれにふくまれているので、それを分かりやすく表記するページが必要です。
- 販売業者、責任者名
- 住所、連絡先
- 販売数量、申し込みの期限
- 商品の引き渡し時期
- 返品期限
見やすく書くには、「表組み」を活用
上記のような要素をページにわかりやすく書くには、表での表現がいいと思います。
「見出し+内容」をセットにして記載する必要があり、わりと重要事項ばかりのため、ぱっと見やすくするのがよいです。
もし、お客様が電話をかけてきてその内容について質問された時、
電話を受けた自分(ネットショップ担当者)も見つけすく、お客様に「ここ見て」と説明しやすくなりますね。