【本】金持ち父さん貧乏父さん

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最近、お金に関する情報を得たり資産運用を検討したり、数年前から保険の見直しをきちんとするようにして、お金に関心を持てるようになってきたので、この本に食指が動きました。
この本を読んで、「もっとお金の話をしたらいいのに、勉強する機会があればいいのに」と切に願わずにいられません。

お金の話をすること自体がタブー?

お金の話って、周りにはしにくい。
たとえば友達の貯金より自分のほうが少ないと、負けた気になったり。自分にお金の知識がなく損をしていることすら知らなかったり。お金のことを知らないのはそれだけで損な感じがします。今時の言葉でいうと情報弱者という感じです。
でも、お金のことをオープンに話せる人がいると、本当に気持ちが楽になります。
自分は経理畑が長いので、この本を読んでも、あまりキーワードや考え方に違和感を感じませんでしたし、興味を持ってスムーズに読み進めることができました。ただ、この本を嫌いなタイプ、と感じる人もいるだろうなと思いました。

損得もそうなのですが、より自分が仕事や生活に対してモチベーションを保つにはお金に関心があることは絶対に必要だと思います。なぜなら、私は大金持ちにならなくても普通に豊かに(生活に困らない程度に)暮らしたいと思いますが、そう思う人が大半でしょうから、少なくともお金に関して勉強はして最低限「自分はお金に関して、どう進めていきたいか?」という方向性くらいは持つのがいいかと感じました。

お金に働かせる

これは、本にも書いてありますが納得している部分です。
決して自分が働かなくてもいい、という意味ではなく、自分のパワーをどこにかけるか?という意味です。お金を稼ぐために汗水を流すのか、ためたお金を転がす(故意に汚い言葉を使いますが)のか?お金に働いてもらう間、自分はもっと時間を有効に使えるのではないか?ということです。

たとえば、お金に不安がなくなると

  • 仕事に専念できる
  • 自分の時間を自由に使える
  • 気持ちがギスギスせず、人のことを考えられる
  • 自分の人生設計ができる
  • 好きなものを買える(自己投資、生活に困らない程度のものは)
  • 好きなモノや人に投資できる、応援できる

といったメリットがあると思いました。実際に私も、上記のことをトライしてみたくなります。
この本を読んで、お金に働いてもらうだけのストックを作り、それを回転させる。まずはその基盤を作ろうと思いました。

そりゃ、自分の会社は作ったほうがいいと思う

経費にしたり、税金の優遇を受けるには、会社は持っていることに越したことはないと思います。
ただ、その会社はペーパーカンパニーでいいのか?というところは私はとても疑問に思うので、私は実践していません。せっかく存在する1法人として、社会性がないのは意味がないような気がしています。
会社を持つということは、そこに自分の労力や時間をかける(設立とか納税とか)わけですし、第三者に説明するときもやはり実働があるほうがいいわけですから。

そんなわけで「自分の会社をつくる」の部分は、いつかお金をきちんと動かせるようになったら、こういった将来の明るい展望も見えたらいいなーと思いました。

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