【本】最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書

Posted by in 書籍

最近、一部で広報という仕事をさせてもらえることになりました。
まだまだコミュニケーションが下手くそな私ですが、メディアを持つ方々にお会いしてイベントのPRなどをさせてもらっています。
また、イベントのテーマが決まったらその中身を作っていく役目です。サイトコンテンツなど集客の役に立つことをおこない、広めて参加者を増やすのが目的です。

最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 ニュースリリースをつくる前に
第2章 マスコミとはしなやかで、したたかなお付き合いを
第3章 PRストーリーはハッタリを利かせる
第4章 「創る広報」は、社内ネットワークが決め手
第5章 これからの広報は他社とも連携すべし
第6章 最新メディアを使ったPR術・情報収集術
第7章 もっと広報の仕事を楽しもう

広報の役目は広い

実は、広報の仕事はたくさんある、とやってみていろんなことに気づきました。

  • 仕組みづくり、改善
  • サイト準備、公開
  • メルマガ作成、発行
  • ブログ更新
  • 問い合わせ対応、集客状況の確認
  • その他メール対応、外部ミーティング
  • メディア対応
  • 報告レポート、事後処理

プレスリリースを書いて発表するだけでなく、企画を理解し、そのストーリーを考え、集客や広めるために何が必要かを考えなくてはいけません。
サイト上だけでなく、ブログやメルマガで情報を発信する。私の場合はセミナーイベントですが、終わった後のレポートづくりや、ご協力いただいた方へのお礼、収支報告などがあります。

実際には兼務するとなると難しい、広い範囲をカバーすべき職種だと思います。
私がいちばん苦手なのは、外との接点を持つことでした。コミュニケーションが難しい。メール、電話、ソーシャルを駆使して、どうしたら話を聞いてもらえるか、告知の教職をいただけるか、ということ。
広報というと華やかで、コミュニケーションがうまい人が抜擢されるもの、というイメージがありましたが、私とはちょっと遠い・・・
頭の中で伝えたいことをまとめ、きちんとお伝えすることが難しい。セミナーイベントの概要を分かっていても、お伝えする人によっては言い回しを変えて、その人にとってメリットがあるように伝えなくてはいけません。
(もっと伝わりやすい表現を考えられるように、このブログもマメに更新しなくては)

広報は、社内/他社とも連携が必要

担当としては一人ですが、実際には社内で協力してもらわないといけません。
私はサイト制作はしませんし、実際に企画は社内全体で合意を取るべきですし、私が行う広報活動について社内にフィードバックしないといけません。
日々結果によって対策を打たなければならず、私もつい忙しさで報告が遅くなってしまっています。反省。。。

筆者は「攻める広報」には、社内ネットワークが不可欠といっています。
社内とはイコール現場のこと。現場で何が起こっているかを把握しないと、いいPRはできません。
私の場合は、社内でどのような考えのもとに、このイベントを行うことになったか。なぜこの登壇者が選定されたか。ということを理解していないとダメです。
また集客状況やその分析なども、報告する必要があります。

社外に発信することがPRとなりがちですが、そのフィードバックを社内に戻すことで、何か案をもらったりちがう展開を考える必要が出てくる。ここは自分でもちゃんとできていない部分。しっかりやろう。

外部との関係強化は、飲み会・・・?

やはりここも重要な仕事なのでしょうが、外部と接点を持つにはこれが一番なのでしょうね。
私も、実際には仕事時間の関係でこれがいちばんできていないと痛感しています。
食事をすることがベストか?はわかりませんが、知り合いをもっと積極的に作る必要があることは痛感しています。2015年は少し外に出て、全く知らない人とも接点を持つべきだと思いました。

実際、年末にあるパーティーに参加させてもらったとき、名刺交換した皆さんの業種の幅の広さに驚きました。もちろんそのパーティーの種類にもよるでしょうが、普段会社の中にいるだけでは絶対に合わない人たちであることは確かです。もっと外に出て、人と接点を持ち、何かあったとときに尋ねたり、協力を取り付けられるようにすべきと思いましたね。

著者さんは、実際に、1年のうち300回程度飲み会をしているのだそうです。
それはやりすぎ?と思いましたが、人脈を広げるための「仕事」であれば、立派な外部との接点。
自分はここが圧倒的に足りない。人に会えば必然的に話し、コミュニケーションが苦手な自分の糧になる。今年はイベントが終わったら外に出て、いろんな人に会いに行かなくては。

悩んでいるけど、もっと広報の仕事を楽しいと思うためには、人との交わりを楽しむこと。
どうしたら伝わるか?が、伝わったらうれしい、にもっと変えられるように、この本を読んで改めて感じました。

Amazonで購入⇒最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書
楽天ブックスで購入⇒新しい広報の教科書