【本】入社1年目の教科書

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新年あけました。今年は実家にいてもあわただしいですが、少し読書に集中できているように思います。
twitterからの拾い物で、おすすめの本を読んでみることにしました。タイトルも、これから新しい職場に進む自分には必要だと思ったからです。

ライフネット生命の現社長 岩瀬大輔氏の本です。
仕事をするときの心構えが50個紹介されています。全部解説すると長くなるので、自分の心に留まった内容をメモしておきたいと思います。

まず3つの原則が!

50個の前のまえがきに書かれていた3つの原則がよかったと思いました。
特に、50点で構わないから早く出せという点です。どうしても80点までやってしまわないと、ほかの人や上司に迷惑をかけると思ってしまいがちです。でも慣れていない自分のスピードは思いのほか遅いはず(実際には時間が経過するのが早いのです)。
だからこそ、50点60点の段階で方向性を確かめたり、自分に疑問があったら質問することをやる必要があると思います。

私は、自分の仕事に自信がなかったとき、その「報告する」ということすらできない時期がありました。
理由は、うまく伝えられるかどうか?という点すら自信がなく、報告がうまくできるか不安で仕方なかったからです。その結果、そのセミナーイベントのディレクションから降りることとなりました。私は自尊心や恥ずかしさから仕事に手がつかなくなりました。その職場ではもう仕事を任されることはありませんでした。
今はすでに退職していますが、そのときにもっとうまくやれたら、という気持ちには今でもなります。それを思い出し、これからをよりよく改善していこう!という気持ちになったことは、この本を読んでよかったと思ったことです。

メールは24時間以内に返信する

これも、よく言われることです。特に、「仕事ができる」と言われる著名な方の本には必ずと言って書いてあります。
私は比較的すぐに返信をするようにしていますが、
実際にこれをやろうと思うと、2つの問題点が思いつきます。それは、

  • 仕事中に、いつもメールチェックをしがちになる
  • 内容によっては、内容を深く考えないままに返信してしまう

前者は、メールチェック自体に時間をかけがちになるので、ほかの業務の妨げになることがあります。
私は以前の仕事でカスタマーサポートを担当していた関係で、やりがちになっていました。しかし、それではいけないと思い時間を決めてメールチェックをするようにしたのです。朝昼夕方といった具合です。

実際には時間のかかる返信ばかりではありませんので、すぐに書けて返信が完了するものが半分くらい、営業メールで自分の判断だけで返信できるものが残りの2割くらいです。問題は、上長の判断がいるもの。この時は席に居なかったり出張中だと判断ができなく返信が遅くなることです。正直に言うと、こういうときがいちばん困りますね。出張がタイトな時などは自分の時間を割いてもらえないため、返信に時間がかかりがちです。このときは、「返信に少し時間をください、内容は確認しているから安心してください」という返信をすぐにすることが重要だと思っています。

「あえて言わせてください」で意見を言え

意見を言うって、難しいなと感じます。特に自分が新しい職場に入るときや上司に話をするとき。
ただし、新天地に入る自分の価値観というのは、絶対に必要とされる気がします。そのため、差しさわりのないように、っていうハードルの高さを超えないといけないんですよね・・・

そのため、このフレーズは勉強になりました。ちょっとすみませんが、っていう気持ちが伝わるなと思ったのです。
また、意見を言うこと自体は社会人として必要ですし、そういう行動をとることは嫌われないと思います。私も言い方が率直すぎるので、気を付けないといけないなと思いました。ただ、自分がいい状態でないといい質問ができないと思います。仕事で疲れているときや残業が多いとき、時間外でチャットを読んだりするときは注意しないといけません。これは経験談ですが・・・
意見を言いたいとき、わからないときは正直にいうこと。自分の意見を言うときは心を整えていうこと。が大事だと思います。

目次をみるだけでも、いろんなことを見渡すことができるので、メモしてときどき迷うことがあれば見直していきたいです。

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