【本】「仕事ができるやつ」になる最短の道

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ブログBooks&Appsの著者が書いた本。
このブログは最近目にするようになって、こういう柔軟な考え方が自分にないので、「そっか、そういう考え方もあるよね」という感じで読むようになりました。

本が出版されたのはブログに書いてあり知っていて、「でもこのタイトル、キャッチーだし、読みたい内容かどうか、ハズしたらちょっとな・・・」と思っていました。結局近所の図書館に入ってないかったので買った、という流れ。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 今日からできることー決意する
第2章 1週間程度でできることー小さな変化を起こす
第3章 1か月間以上しっかりと取り組むべきことー信頼を積み上げる
第4章 1年程度かけてじっくりと取り組むことー努力を成果につなげる習慣
第5章 3年は取り組むべき大きなテーマーリーダーシップとマネジメント
第6章 一生かけてやる価値のあることー仕事で良い人生をつくる

頭が凝り固まっている自分には、視点のちがいを気づかせてくれる

自分の人生の経験、職種や職場ののちがいから、「こう考えるべき」という思考が形成されがちで、それが話し方や仕事の仕方につながる部分は大いにあると思います。こういった本を読むことで、人に話を伝えやすくなったり、理解してもらいやすくなったりするなーと思いました。

たとえば、この本の中には

「自分が話したいことを話す」か、「相手に聞かれたことを話す」か

という内容がありまして、ついつい、自分がやっていることは前者だよなーと思ったりします。こういうことは自分が正しいと思っていることについつい偏りがちになるので、周りの人やこういう本を読んで頭をほぐさないと、といつも思います。

広くとらえるかどうか

1つのものごと、そのことだけを考えるのか、広く大きくとらえることができるか、ということを考えさせられる本でした。
この本は1つずつ事例が掲載されていて、ある会社の様子や会話が具体的に書いてあるのでわかりやすいです(どこまでがノンフィクションかは不明ですが)。会話の中で「こう考えれば見えてくるよね」というポイントが書かれています。

今、自分の仕事ではいろいろと先を読むことで、リスクを回避できたり、開発担当者と話が通じやすくなったり、共有しやすくなったりします。もっと視野を広げて、先を予測する力をつけたいものです。

否定的に思われるところが、実は視点を変えると肯定的になったり

楽しく仕事をするにはどうするか?
効率的に仕事を終わらせるにはどうするか?

こういったことは、ときに否定的にとられてしまうことがあると思います。
「仕事は、悩んで苦しい思いもして、やっと成長できる」「楽しいって、楽してるんじゃないのか?」といった感じです。時間をかける仕事もあるし、残業が多い仕事もあるけれど、今、あまり残業をしなくなって思うのは、「何事を考えるにも、自分と向き合う時間と心が必要だ」ということ。

将来のこと、仕事のこれからのこと、自分のキャリアのこと。
少し広い視野で、これまでの経験とこの本と。ミックスさせることでよりよい選択ができそうな気がしますね。自分の考え方に迷ったら、開いて目を通したい本になりそうです。

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