webマスターって何だろう

Posted by in 自分のこと

2年ほど前、名刺に肩書きをつけてなかった自分が「webマスター」とつけました。
名刺交換を人から「会社で何してるんですか?」って聞かれることが多くなり、やむなくつけた名前。

実際、マスターって書くことで「なんでもできそう」って思われるのがいやでwebマスターを名乗りたくなかった。でも、サイト管理やネットショップ運営を幅広くさすには、この言葉しかなかったんだろうな・・・

webマスターという呼び名と業務

webマスターって?

ウェブマスターって、名前はかっこいいのだけど、e-Wordsによると、

Webサイトの管理者。サイト規模の大小を問わず用いられる用語で、個人サイトではその人がウェブマスターとなり、大規模な企業サイトなどではWebサイトを統括する人間がウェブマスターとして業務にあたる。ウェブマスターの仕事は明確には決められていないが、一般的にはサイト構築や管理、大規模な場合にはそれらを遂行する人たちの管理などが含まれる。Webサイトに関して対外的な窓口としての役割も重要な仕事の一つである。

ということだそうで、「サイト管理者」にあたるようです。

サイト管理をするというのは、いくつもの仕事があると思います。

  • ネットショップの管理
  • コンテンツの制作
  • 顧客管理
  • SEO対策(自社でやるもの)
  • ソーシャルメディアの管理

ざっと書いているのでこればかりではなく、正直、仕事内容としては増える一方だと思います。

マスターってついてるから、すごいの?

なぜかわかりませんが、名刺を出すと「すごいね」って言われるケースがほとんどです。
私の場合、会社やサイトの規模が小さかったので、さほどすごいと思っていません。大きな規模のサイト管理者なら、webマスター自体一人ではないと思います。

この場合、何でも知ってるからマスターってついてるわけじゃないです(笑)
そういう呼び方の仕事だからですよね。結構言われて違和感があります。
私がプログラマさんやデザイナーさんを「すごい」と言っているのと同じ?自分ができないことをやっているから?

結局は何でもやるってことだと思う。
サイト管理にかかわることを、全般的に把握し実行しなくてはいけない。範囲が広い。広く早く情報をとらえなくてはいけません。だから、片手間にやるのは難しいのだろうなと思います。

実際に、きちんとサイト管理の目的を持って業務をされているwebマスターの例でいい記事がありましたのでメモしておきます。

【参考サイト】
会社にWebの価値を認めてもらうには、何をすればいいの?/うさぎ薬局の中村真奈さんに聞いてきた

だから、私は自分のwebマスターとしての仕事に自信がない

webマスターとしてなんでもやらないといけないのだけど、全部が得意なわけじゃない。
文章を書くのはわりとイケるけど、写真撮影はまだまだだったり。そういう自分にとてもコンプレックスがあります。

またこの仕事はいつも、ひと言で伝わらないと思っているので、とても説明が難しいです。
業界が同じ人にはすんなり伝わっても、ネットで買い物をしない人には全然わからない世界でしょう。

あと何年かして私が中年くらいになったら、ネットショッピングやそのほかにネットサービスに物心ついた時期から触れている世代が、いろんなサービスを使いこなすはずです。
そのときに、自分のような仕事が当たり前になってその仕事自体に「付加価値」が付くようになったとき「自分もやってたんだよ」って誇りに思いながら、誰かに話せたらいいなと思います。

自分の仕事に弱気になることがあるので、自戒の念を込めて。