ウェブマスターの仕事を離れて3か月、セミナーに登壇する機会をいただきました。
東京に出てきてから、北陸にもどって初めて講師になるという、ちょっと奇妙な体験。
でも、この機会を北陸でもらったことに感謝しています。

アップグレードふくい+for the WEB　http://ugfplus.fisc.jp/

現職で、ウェブマスターとは逆の立場へ

私は、今の会社に入ってイベントの裏方をさせてもらいました。
「ウェブコンサルタント」という仕事をフィーチャーしていく中で、制作をしている人がかなり危機感を持っている、ということも実感しました。
制作の人がアドバイスをできるように、「ウェブマスターがそれを求めている」というテーマで話をすることに。私がウェブマスターとして、実際に何を悩んでいたか、イベントの趣旨も含めて20分間というわずかな時間で話をさせてもらうことになりました。

私はひとりで勉強し、なんとなくhtmlが書ける程度でした。
実際にはとても不安で、デザインをさわることなんてとてもできなかった。
サイトが壊れたらどうしよう、人が来なくなったら・・・そんな恐怖ばかりでした。
まして、オリジナル商品を売る苦しさ。売上が見えない。

誰かに相談したくてもできなかった、そんな将来を考えて、転職を決意し登壇していること。
そのインパクトをくれた、私のメンターとの出会い。
自分の経験を今すぐは生かせなくても、気持ちでクライアントとつながれると思い、この仕事を選んだこと。

20分という時間はとても短かったけれど、
初めて登壇するということもあり、前日まで社内で練習に付き添ってもらい、
前日も朝4時半まで資料を直し、本番ギリギリまで資料を読み込んでいました。かなりの緊張。

初めての登壇で、周りに助けられた

前日の登壇者懇親会で、男性ばかりの登壇者の方々にやさしく励ましてもらい、最後の質疑応答までなんとか持ちこたえました。もっとしっかり、ほかの登壇者の方のセッションも聞きたかったな。
自分の登壇が終わってしまうと、安心してしまい、いただいた質疑もすり抜けてしまいそうなほど・・・
でも実際にはここもしっかり答えないと、オーディエンスの満足度も下がりますよね。経験値が少なく、とても緊張しましたが、思っていることを自分の言葉で話すように心がけました。

フォローアップやスライドの作り方、話し方など、すごくほかの方のセッションが参考になりました。
今回の機会に感謝します。まわりにも、主催者の方にも、このチャンスをくれた会社にも。ありがとうございました。