初上高地、初登山靴

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6月の第2の土日、初めて上高地に行ってきました。姉におすすめしてもらった。
上高地って、聞いた雰囲気では軽井沢みたいに、自然がいっぱいでちょっとリッチなイメージ。今回は自然を体感しに行ってきました。宿泊は知人が手配してくれて、ロッジに泊まるという。それも初めてのことでワクワク。ときどき「小汚いことは苦手」みたいなことをいう女子がいるらしいけど、私は全然そんなことはなく、トイレがちゃんとできれば自然に従う感じかな。

準備をしっかり

姉が登山のときに、しっかり準備をしているのを何度も見ていた。
それは、やはり、命を懸けているということを意識している。今回も、私のために必要なものを書きだしてくれた。前日の金曜日、彼女が飲み会で帰りが遅いのは知っていたから、その日仕事から帰ったら、洋服や下着、タオルや必要なモノ(ウエットティッシュとか行動食とか)をそろえた。ひととおり並べて一覧できるようにして、すぐにザックに詰め込めるようにした。「私、準備は完璧」と思えるくらいに。でも初心者だから準備メモにひたすら従って。

天気はあやしいけど、雨は降らないかも。レインウエアは持たないことにした。
結果的に、ザックにきちんと詰めることができた。まずは第1段階をクリア。ホッ。

朝は余裕を持って出発

朝、8時過ぎに家を出た。でもやはり忘れ物や「これをやっとけばよかった」ということに気づき引き返した。出戻りはあったけど、気持ちに焦りがなかったので良かった。往路は姉に運転を任せた。

いつもこういうことがあると「ETCをつけとけばよかったなー」と思うけど、今回もアナログの支払いで。でもこんなときはお互いのお金を入れる「仲間財布」を作っているので、現金で支払いのほうが都合がよかったりする。もちろんお得度ではアレだけどまあしょうがない。

しばらくして、Google Mapの進路からはずれたことに気づいた。「あれ、違う方向いってるよ!」
どうも、飛騨清美のインターで降りるはずが通過したみたい。「正直に次のインターで事情を話してみよう。いったん出るときには費用かかるかもしれんけど」2人の意見は一致。いざ。

「どこで降りる予定でしたか?」と聞かれ素直に応えたら、「どこから乗りましたか?」「ナンバーだけ控えさせて」と言ってもらいその結果「そこの駐車場で回ってください、スタッフがバーを上げるから通過して」とUターンを許してくださった。
どうもそれは「特別転回」と呼ばれるらしく、通行券に印鑑を押された。


次のインターでナンバーを確認されるだけなら、とてもありがたい。旅の幸先はよさそう。

仲間と合流してランチ

車を駐車場にとめてから、バスを乗り継ぎ30分ほどすると、バスターミナルに到着。仲間と合流できました。
ランチするお店までテクテク歩く。いくつかのお店を通過したら、すごくリーズナブルでメニューも豊富な食堂があった。小梨平食堂。どうやら自分たちが泊まるロッジと同じオーナー?なのかチェックインカウンターの向かいにある。

ここで食べたカツカレーはボリューム満点!

あとで気づいたけど、お酒やおつまみも豊富で、それもリーズナブル。お米は1合から売ってた。ごみを捨てることもできるので、びんやペットボトルなどは持ち帰るのが負担ならそこでお願いできるのもよかった。ロッジ以外にテント場があって、そこの範囲ならテント泊も可能。備え付けのテントもあったので、自分で持って行かなくてもテント泊ができるらしい。

こんなに水がきれいで、こんなに空が青くて、こんなに緑がたくさんの場所があるんだ

気に入った写真をいくつか並べておこう。予想外に天気がよく、カメラを持っていかなかったことを後悔。
水がすごくきれいで冷たい。溢れんばかりの緑。木が生い茂っていて、そんななかでも整った山道。何もかもが新鮮な感じがした。自然豊かな実家で育ったはずだけど、それとはまたちがう。身体の周りが全部自然。自然に囲まれている。

初めての登山靴は、思いのほか重くなかった。
でも靴下が登山用でなく短いものだったからちょっと反省。終盤かかとが少し靴に当たってしまったので、疲れを感じてしまった。やはり装備は大事。歩くのは嫌いじゃないから、いい疲れ。もちろん、ビールがおいしいはずだよ。

楽しみにしていた山賊焼き。
昼に食べなかったので、「夜、ビールのおつまみにしたらいいんじゃ?」とサジェストしたのは私。ほめて!おつまみもナムルや枝豆をたのみ、生ビールなはんと500円!良心的すぎる^^

6畳のロッジでこじんまり、お風呂もある!

なんと贅沢な、お風呂が600円で入れる。お風呂はこぎれいな雰囲気。もちろん備え付けはないけど、湯船につかり、石鹸で体を洗えるのは本当に幸せ。
当たったロッジのお部屋は、適度にトイレも近くて助かる。布団もカバーも清潔感があり、気持ちよさそう。
早速お布団を敷いて、売店で仕入れたワインやビールを準備して・・・アチーバス開始だ!


アチーバスは、チームのみんなで協力してゴールを目指すゲーム。
人の様子を見ながら助けたり、自分から行動することで同じ1つの目標に向かうことが学べる。今回は初めての知人もいたのに、12分以上残してアチーバス同盟を達成!すごい!!なんかスムーズ過ぎて、こんなにうまくいっていいのかと思ったくらい。でも、これがチームワークなんだな。しみじみ。

ナッツやお酒を楽しみながらのゲームもまたよかった。リラックスできたし、好きなモノの組み合わせっていいよね。

朝、何時に起きる?⇒5時

アチーバスが終わってから、22時過ぎに就寝したのかな?いつもよりはもちろん早い。
良く歩いたのが心地よい疲れで、ロッジの消灯が21時のため、お酒を飲んでも盛り上がることも自粛。
カメラが趣味の知人が「朝の景色を撮影したい」というリクエストがあり5時起きで決定。大丈夫か?私。

で、これがですね。また日中とはちがった景色で。それも刻々と変化していく。すごい。

この1枚目と5枚目、同じアングルで撮影したつもりなのですが、ちがう。
ちょっとズームは異なるけど、1枚目を撮影した後、歩いて最後に5枚目を撮影した。5時過ぎのとき、明るくなった時、全然違う。

このあと帰り支度。

朝焼けを見た後は、時間と体力の関係から大正池をあきらめて、川沿いをてくてく。水の色ってどうしてこんなに光ってきれいなんだろう。何度も撮影してしまった。

お仲間をバス停まで送ったついでに、出発までソフトクリームやらおやきやらをmgmg。

別れてから、「どうしようか?」ということになり、上高地帝国ホテルでティータイムを楽しみました。ケーキもおいしかった!

大正池は、行きも帰りもバスの車窓から。また次に来る楽しみを残したってことで!(汗

このあと、近くの平湯温泉に立ち寄る予定が、バス停で出会った客待ちのタクシーの運転手さんから「ここがおすすめ」と言われた奥飛騨ガーデンホテル焼岳に。
天気の関係でエメラルド、とまではいかなかったけれど、ぬる湯もあったし、混浴用のケープも貸してもらえたし満足満足。

このお風呂に立ち寄ったことで、飛騨ラーメンを食べるのとは逆方向になってしまったから、富山に立ち寄って持つ煮込みうどんで締めました!