つながる ひと・まちシンポジウムに行ってきた
講演前日、小松市でこういうセミナーがあるんだけど、と元上司に誘ってもらいました。
藻谷さんは以前、私が東京にいた時セミナーのお手伝いをさせていただいたことがあり、また話を聞きたいなと思っていくことにしました。
藻谷浩介さんと山崎亮さん。お二人の掛け合いがすごく面白かったので、箇条書きでメモしておきます。
※本当はスライドの図式がすごくわかりやすかったのだけど、撮影禁止のアナウンスが出たので表現が難しく・・・
まちづくりって
- 意識や行動づくりがメイン。意識や活動というのは生活であり、人生、地域。それが地域づくりへと発展していく。
- そこには、コミュニティデザインが必要。
- 行動経済学の視点から見ると、システム1(楽しさや直感的なわかりやすさ)がないと続かない。システム2(正しさ、論理的思考)だだけではだめ
- イベントなどの評価は、経済規模や参加人数でなく、「積極的だった活動自体の数」や「その活動に主体的に参加した人数」のほうがいいのでは。
- まちづくりやコミュニティデザインは、大人の部活と似ている。練習⇒試合⇒大会⇒主将⇒勧誘⇒卒業⇒部費。(これ結構わかりやすかった)
自分たちがこれからどうやって関わっていけばよいか
- 行政はほとんどいないものと思って、行動を起こす。行政は介護や社会保険など、もっとプライオリティの高い課題に取り組んでいるのだから。地域活動は自分たちがやっていくもので、行政が主体ではない
- 企業やNPO、学校が並列の立場で協力し合ったまちづくりを目指すべき。
- 会社にいる労働時間が長くなる傾向がある。趣味や地位活動の時間を食い込んでいる。実際には仕事をリタイアしたのち、同じだけの時間を過ごさなくてはいけない。仕事がなくなった時あなたはどうする?
- 人生は100歳時代、9回裏(85-90歳)くらいまである。このときあなたはどう時間を使う?
- 人口が増えているのは東京であるが、その増え方を年齢別にみると増えているのは65歳以上である。
地域活動って、やれイベントとか、やれ補助金とか、あまりよいイメージがなかったのですが、ひとりで生きていくこともできないし、自分たちが住む場所やそこにいる人たちとは関わっていかなくてはいけない。私は今アパート暮らしで周りの人とのかかわりが希薄ですが、年齢を重ねることを考えて、もっとコミュニケーションしながら何ができるかを考えていかないとなと思いました。