解決思考のコミュニケーションスキルを学ぶセミナーを聞いた

Posted by in セミナ・講演

12月2日、セミナーに出席してきました。
最近、月1で参加しているセミナーの参加者から紹介してもらったものです。おそらくカウンセリングぽい内容だろうなとは思ったのですが、ひとまず自分に足りていないところを補うためにも、興味がありました。
コミュニケーションスキルを学ぶセミナー

今のままでいい、を認める

自分が落ち込んでいるとき、誰かに励まされたとしてもそれを受け止めることができるだろうか?励まし方にはコツや言い方があります。当たり前に良いと思うことが相手を気づけることを、自分では気づきません。たとえば「頑張れ」とか「なんとかなる」とかですね。

そんなことを受け止められない状況のときは、少し自分を緩めて、頑張らなくてもいいということでした。
「今のままでいい」と思えること。悪いと感じることを「やめよう」とは思わないこと。まず少しそれを緩めて、1歩の「できる」を感じたら少しずつ前に進めていくのがよいのだそうです。
先生は、こういったことを1つずつ、コミュニケーションを使って進めていると言います。

ストレスは、悪いもの?

ストレスという言葉を聞くと、悪いイメージが強いですよね。
でもプレッシャーという意味だと、悪いとばかり言えません。また病は気からではないですが、悪いものと思っていると早死にする傾向があるそうです(アメリカでの調査)。

そうではなくって、緊張感も一種のストレスと考え、より高いパフォーマンスを出すために必要、という考え方もあるそうです。そう考えるとプラスにとらえることができて、日々の仕事も頑張れそうですね。

質問力-普段の何気ない会話でやっちまってる

人に質問するとき、あんまり考えないで尋ねると、その人を傷つけることもあるかも。
そんなことを、ちょっとした言い回しから考える、ということを教えていただきました。でも、先生のさりげない言い方だと、本当に違いが分かりにくいんです。でも解説を聞いたうえで、もう1度聞くと「なるほど、ちょっとのことでも違うんだな!」っていうのがわかりました。

たとえば、その人から「ダンナとうまくいってない」という悩みを聞いたとする。
(パターンA)上手くいったのは、どんなとき?
(パターンB)どんなときに、うまくやれた?

これ、話しているのを聞いてるだけじゃ、さっぱりわからないんですよ。さりげないので。でも、理由を聞いたらはっきりわかります。

(パターンA)上手くいったのは、どんなとき?
⇒今、うまくいってないと今言ったばかりじゃない!という気持ちになってしまう。
(パターンB)うまくできたよね、じゃあそれはどんなときなの?
⇒彼女はいろんなことを「できている」という前提で話している。

どうでしょうか。自分もそんな風に話していたなーと反省しきりです・・・ちょっとのことなのですが、相手を自分の見方と思って信頼してもらえるようなものの言い方をしているんですね。これによって、自分の提案を少しだけ飲んでもらいやすくなるのだそうです。
普段の会話でも気を付けて使えば、活かせるような気がしました。

自分の話を聞いてもらうためには、普段から人の話に耳を傾けて負担をかけないような返事をすることの重要性を感じました。今回はカウンセリングやセラピー向けの要素もありましたが、日々の生活にも十分役立ちそうです。