【本】仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?
いつも読んでいるブログ『Books&Apps』のまとめ書籍を読みました。
http://blog.tinect.jp/
この書籍を読む前にこのまとめ記事に出会ってから余計に早く読みたくなり、図書館の予約がやっと回ってきました。
https://ddnavi.com/review/404313/
そもそも、コミュニケーション能力って?
コミュニケーション能力と言っても、いろいろなことを指していると思うんです。私が以前まで思っていたのは「快活で、根暗でなくて、人と話すのが好き」という程度でした。しかし、仕事となると目指すゴールを同じくしなくてはいけません。そのために「間違いなく、互いの意見を出し合い、聞き、どのようにするかをまとめていく」というコミュニケーションが求められます。
さらに、お客様(顧客)へのコミュニケーションは丁寧なのに、社内のコミュニケーションは皆無、ということも多くあると思います。実際に私はオフィスがシーンとした中で仕事を黙々としているところに勤めていたし、隣にいるスタッフにチャットで連絡する、といったようなコミュニケーションも経験しています。そんなことでは、気軽に「助けてほしい」「進捗はどうなの」といったやり取りができるわけもなく、仕事の出来栄えにかなり大きな影響が出ます。
かといって、自分の仕事なので、何もかもを人に聞くということもできません。
私が悪いのだろうか?と思うこと
今日受けたコーチングで少し重なるところがあり、メモしておこうと思います。
私の場合、なぜか3秒も離さないうちに「もういい」と言われる代表と仕事をしていた(している)経験があり、人の話を聞く前に「そんなに私の話方が悪いって、わかるんかいな?」というシーンにぶち当たることがあります。この本を読んで、少し解決したような気がしました。
『伝わる』のは相手が聞きたい(見たい)と思うものだけ
つまり、相手の欲しい情報というものをいかに汲んで話をするか、伝えるかということが重要なんですよね。お客様に対してはこれを気を付けて質問したり伝えたりするのですが、社内スタッフに対しては・・・もっと気を付けないといけませんね。自分よりも忙しい人も当然いますから、忖度(書籍では「察し」と言っている)をしないで自分の意見を伝えて相手の意見を引き出す。そして、受け取る相手の解釈の仕方もありますから、自分だけが悪いのでなく、その人に対する伝え方を日々研究すればいいのかな、と感じました。
コーチングを受ける中には、上記のことだけでなく、「上手く言おうとしなくていい」「あきらめない」「自分の思うとおりになるように相手を動かすにはどうする?」という考え方もあります。私の場合は相手にいかに聞いてもらうか?うまく表現表現できないか?と考えていたので、これらの考え方に、プラスしてこの本の内容も実践しようと思いました。
コミュニケーションは、エネルギーを使う
仕事上のコミュニケーションは、結局エネルギーを使うことなのだと感じます。
ただし、相性のいい人、考え方の合う人が周りに集まれば、どんどん積み重ねが大きくなりプラスの方向に進むのだと思います。そして自分がそういう人を引き寄せることができる。
自分に対してこの人はどう対応するだろうか?傲慢でないか?自己中でないか?
ということを考えた時、自分からそういう姿勢を排除したうえで、接してみようと思います。そのうえで「なんかおかしいな」と思ったときは、伝え方を変えて、それでもダメならコミュニケーションをきちんと取れる人の輪に入ろうと思いました。今までの自分ならそれは「自分へのトレーニング(鍛錬)にならない、弱い自分」と思っていたかもしれないけど、残りの人生をワクワクさせるなら、きっと自分が心地よいコミュニケーションができる人とご縁をいただくほうがずっと有意義なのだ、とこの本を読んで感じたのです。
仕事では自分がそう感じる人ばかりではありませんが、そのときはこの本を辞書のように引いてみたいですね。(ちゃんと買わなくては!)
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