Webデザインセミナー「デザインは愛」気持ちが届くWebサイト制作 に参加してきた
富山で、東京時代に知り合ったデザイナーさんが講師のセミナーがあったので、行ってきました。
初めての高速バス利用。ちょっと便利でした。早いし。次から富山はバスがいいかな。(会場は、駅から遠かったけれど・・・)
さて、Webデザインセミナー「デザインは愛」気持ちが届くWebサイト制作 と題して、佐藤さん登場。
誰にとっての使いやすさか
今回はECサイトを題材にして話をしてくださいました。
これって大事だなーと思いますね。今回は小島屋さんを例に挙げ、その商品点数の多さから、回遊性と閲覧性を改善することで、売上が上がった例を紹介。
「ナッツとドライフルーツは、両方買う可能性がある」という調査結果のもと、回遊性をよくするWebサイトの構造設計やメニュー、コンテンツのデザインを紹介。(サイトの内容は知っていたので、お話もスムーズに理解できました。)
この時、
- ナッツやドライフルーツを買うお客様はどんな人か?
- ナッツを買う人にドライフルーツも買ってもらうにはどうするか?
ということにしぼって考える必要があるわけですね。
そのための構造設計をWebデザインに落とし込むことで、上記ユーザに快適に使ってもらえるようになります。これが本当に考えられたユーザビリテイというやつですね。
文字のジャンプ率、また写真の使い方など、細かい部分にも触れていたので、すごく参考になりました。
あとは、「ルールの統一」ね。今の職場でもいちばん使う言葉(笑
おいしそうに見せたいのか?品ぞろえを見せたいのか?で写真の使い方が変わること、余分な要素を入れないことは、なんとなくわかってはいるものの、サンプルを見せて説明していただくととても腑に落ちましたね。
愛とか恋とか、人に対してもだけど
相手のことを見て、相手のためにしているか、そうでないか。愛と恋との違いは「思いやり」。
そんな甘い話ばかりしているわけではなかったですが、参考になったのはKissの法則。
KISSとは、サイトデザインやSEOで用いられる言葉で、「構造をできるだけ簡単にせよ」という趣旨の格言である。KISSは「Keep It Simple, Stupid.」の略語で、和訳すれば「単純にしろよ、バーカ」といった意味となる。
~「IT用語辞典」より
シンプルにするのがいちばん、ということです。
私も、ネットショップ運営時代は、小学生にわかることばでWebライティングをする、というのを心がけていました。Webデザインとなるとその尺度が難しいと思いますが、複雑なものばかりを見る現代にとって、シンプルにすることのほうが難しいですよね。
自分の思いでなく、ユーザ(クライアントの先の本当のお客様)にとって必要なモノさえあればよいのです。
Webデザインがどれだけ成果に寄与するか、というのは尺度を考えると難しいのです。
でも、実際にPPCや商品力、コンテンツ力だけでなく、それをどう配置するか?というのは大事だなーと思い直しました。佐藤さん、ありがとうございました&お疲れ様でした!
自分の業界でも、十分に活用できると思います。頑張ろ。