【本】世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術

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お友達がFacebookでシェアしていたので、気になって購入した本です。
東京に行って、鬱々としたのも、まともな食事ができていなかったからかなーと日々思います。

この本のメインになっていると思われるのは「油」の取り方ですが、
そのほかにも、要所要所で参考になりそうなところがあったので、記録しておきます。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 「シュガーバーニング」から「ファットバーニング」へ(人間には糖質と脂質、2種類のエネルギータンクがある/より自然で効率的なシステム「ファットバーニング」とは? ほか)
2 糖質の“甘い誘惑”にだまされてはいけない(糖質をおすすめしないこれだけの理由/糖質によって引き起こされる「炎症」の怖さ ほか)
3 「良いアブラ」を増やし、「悪いアブラ」を減らそう(日本でがんや心臓病が増えている本当の原因/「ピストルの引き金」から指をはずすだけでいい ほか)
4 「アブラ習慣」で24時間365日ベストな状態が続く(食事に「良いアブラ」を取り入れたら年収が上がった!?/体だけでなく、財布にもやさしい「アブラ習慣」 ほか)
5 アブラ効果を加速させる21日間「プチ断食」チャレンジ(無理なくスムーズに体を変える「プチ断食」チャレンジ/「プチ断食」が脳と体にもたらす3つのメリット ほか)

シュガーバーニングと、ファットバーニング

まず、印象深かったのはこちらの2つのキーワードです。
この本でお勧めしているのは、後者のファットバーニング。つまり脂肪燃焼型の体にするということ。もともと、自分たちの体はファットバーニングに最適化されていますが、実際の食事をかんがみると、シュガーバーニングになってしまいがちなのだそうです。

シュガーというと砂糖ですが、もう1つ思いつくのが炭水化物です。
ここが難しいところで、最近低糖質ダイエットが流行しているように炭水化物をとることでシュガーバーニングの体を作り出しているのか・・・と思うとちょっと残念なのです。(ご飯大好きなので)
日本では最近になって言われ始めていますが、この本の舞台であるアメリカではとうの昔から言われていることだそうと。糖質を多く撮ることで、体内のエネルギーレベルが不安定になっているのだそうです。

お米など目に見えるものは意識して減らすことができますが、たとえば清涼飲料水などは見えない糖質がたくさん含まれていると思うので、注意が必要ですね。私はこれまでよりはお米の量を減らしていますが、この本を読んでから、お弁当のご飯も減らすように努めています。

良いアブラをとること

この本のもう1つの論点は、アブラです。
さまざまな情報から、サラダオイルがよくない、ということを聞きつけて、なるべくオリーブオイルやごま油で調理するように心がけています。しかし、この本では、高温で使うことでよくない成分を発する油?もあるとのことで、自己防衛するのってなかなか難しいなーと思ってしまいました。

また最近よく耳にするオメガ6とかオメガ3とかですね。
どの油をどのくらいとればいいのか、なぜ高温の油調理がよくないのか、などが具体的に書かれていてわかりやすかったです。あまり油をそのまま食べる機会がなかったり、これまでの調理法を急に変えるのは難しいですが・・・
たとえば、サラダオイルを使い終わった後はグレープシードオイルを買おうかな、など記憶の片隅に置いてよい油に変えていきたいです。

断食のすすめ

最近、仕事と食事をくりかえしていると、お腹がいっぱい、ということがよくあります。
私はあまり仕事中に間食をしないのですが、それでも「おなかすいてないなー」ということは時々ありますね。そんなとき、家での夕食を納豆とご飯をメインにしたり、お魚と味噌汁だけ、など量を減らして食べることにしています。(私たちはこれを「素食」と呼んでいるのですが)

かなりざっくりいうと、「8時間のうちに3回の食事を終わらせる」というもの。
もちろん、2回の食事で終わるのならそれでも良いそうです。8時間で終わらせるというと、夕飯てかなり早い時間に食べることになるんです。たとえば私の場合、朝食を8時に食べ、昼食は12時半くらいに食べます。すると、夕飯は16時半くらいまでに食べないといけないんですね。こんな短時間で、お腹がちゃんとすくのかしら?と思ってしまいます。これを21日間続けます。
遅めに昼を食べて、2回の食事でもいいのかもしれません。

たしかに、体が軽くなりそう。
膨満感がずっとある状態が現状でしょうから、それで身体がリフレッシュできそうな気がします。つまり、体の中をクレンジングする、ということだそうです。また食事に精神が向くことが少なくなるんだそうです。精神的にも、お財布的にもよさそうです。

食事は、意識しないと結構修正できないです。
惰性で食べたり、時間に流されたり、好きなものだけを食べたり、お酒のつまみが多くなったり。
もちろん、お酒の席もあるので調整が難しいときもありますが、自分で体をコントロールできるようになりたいですね。そのためにも、日々気を付けて、お付き合いのときに好きなものを食べるなどを習慣づけたいです。

この本は、繰り返し目を通そうと思いました。

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