Web担当者Forum ミーティング2014 春に参加してきた
ベルサール汐留で開催されたWeb担当者Forum ミーティング2014 春に参加。
1日ガッツリほぼ全部の講演を見ることができました。(同じ時間の2セミナから事前登録で選択式)
建物を間違って、余裕を持って家を出たのにギリギリに着く始末^^;
同じ会場でアナリティクスサミットも開催されていたので、混雑していました!
なんとか基調講演は本会場の席(椅子席ではあるものの)をゲットできました。
ひとまず、基調講演分からUPします。
※自分が重要、と思ったところを太字にしています。メモ程度に。
基調講演【1】ソフトバンク流 「Web改革のすすめ」
感想としては、話の規模は大きいものの、社内社外での人の巻き込み方、
説得することに対して、マインドや把握しておくべきことをわかりやすく述べていたと思いました。
◆ソフトバンクが考えるweb改革「壁を超える」
- ゴール設定「挑戦なくして、成長なし」
- チーム「同志を見つける」
- パッション「勝ちグセをつける」
◎ナンバー1とは
・シンプルな目標を立てる
・勝ち続けられる
・爆速で達成する
何事も、10倍を目指す。マインドが変化し、逆算して分析できるようになる。
◎company=パンを分け合う仲間
・仲間を巻き込む
・各部署の目標を一緒にする
・パートナー企業選定を間違えない:やり抜いてくれる相手を選ぶ
・やるべきことを因数分解する
・成果の順番を決める
・社内外から評価されるよう取り組む
◆小さな改善より、大きな改革「MySoftbankスマホ化の取り組み」
※MySoftbankとは、請求金額や契約内容を見るマイページのこと。
- スマホ中心への改革
- 理解と共感を得る
・現状を理解する
人、モノ、金のリソースの確保が必要(予算と体制の確保が悩み)
経営課題とweb改革の不一致(ギャップ、webの実績はショップの5%)
・大きな意義を作る
社内で仲間を探して、各部署の課題を集約することで大きな課題になる
→効率化により、コスト削減につながることも
利用者が増える仕掛けを考える(Y!Japanとのリンク)
・伝え方を工夫する
専門用語は伝わらない
価値が伝わらないことには、妥当性を評価できない
効果の持続性もアピールポイントになる
将来性を伝える
◎もしこれをweb業界担当者のあなたが、企業のweb担当者に対してやるなら・・・
・改革プロジェクトの発足を促す
・企業のビジネス課題を把握する
・経営層への提案を支援する
基調講演【2】オウンドメディア総点検
「訪問者に最適化されてないサイトの「損失」を可視化する」
フォーム改善やデータの見方、考え方など。どちらかというと全体的な考え方よりは細かい部分の改善提案でした。
登壇者の専門はB2Bコンサルなのかな?という感じでしたが、これをECなどいろんなところでも応用していけば、改善して成果UPが期待できそうな実用的な内容でした。
スライドは具体的なデータもバンバン入っていて、とても刺激的でした。
◆ユーザーが求めること
・見つかりやすい
・わかりやすい
・問題解決できるかどうか
→これらを、検索でサジェストする
◆ユーザーが離脱するサイト
・記述が統一されていない(ページごとに)
・ナビが統一されていない
・会員登録しないと、申込みできない
・クリックした向こう側に、何があるかわからない
◆ユーザーの考え方と、それに合わせた最適化
・自分の文脈でしか理解しない
・訪問目的以外は、目に入らない
・使いやすいサイトであれば、検討されやすい
・コンバージョン率を上げるほうが、流入UPより効率が良い
・商品を見つけた時、どのサポートが必要か(ex パナソニック)
・カテゴリTOPですべての入り口を配置(ex TDK)
・お客様の振る舞いを解体し、ページに必要なものを入れ込む(ex キーエンス)
◆やるべきこと
・直帰率をチェックする
・500番目まで、流入キーワードを確認する
・加重平均直帰率を確認する
・CVタグをきちんと設置する
◆フォームの最適化TIPS
・残り項目数を表示する
・「次へ行く」の表示を赤色にする
・規約は右側に書き、スクロールなしで目に入るようにする(ex エンジャパン)
◆サイト内の機能UP
・会員化
・情報のみつけやすさ、検索エンジンの活用
・問合せの細分化(購買、製品、サポートで分けるなど)
・サイト内情報の共有サポート
間に聴講したセミナは、次の記事に書くことにします。