【本】臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

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図書館でだいぶ予約待ちをして、やっと入手できました。
読んでみると、スイスイと読み進めてしまい、3時間ほどで読破。久々に面白いなーと感じた本でした。

表紙には、青い紙の頭のイラスト

この本は、最初に登場人物が説明されていて、その中に主人公が青い紙の少年であることが書かれています。
彼はこれがコンプレックス。次第に自分と重ねてみるようになりました。
この彼が、いろんな困難を乗り越えながら進むファンタジー。昔に読んだ『夢を叶えるゾウ』に出てくる仙人、コンプレックスを増幅させるようなイケメン・運動神経抜群の同級生。登場人物も主人公を引き立てる?ラインナップ。

だからこそ、主人公キラの進化していく姿、考え方の変わっていく流れを敏感に感じ取ることができる印象がありました。1つの目標に向かっていくストーリーが、さらに心の弱さを克服していく姿を強調させていました。

たぶん、この本の基本になっているのは、

  • 『7つの習慣』
  • 『思考は現実化する』

みたいな本の中にあるのだろうな、と思いながら読みました。色々と精神論みたいなもので共通するところがありました。
こればかりが正しいものではないでしょうが、自分のことで悩んでいる人にはいいのかもしれないです。私もいくつか参考になる考え方がありました。ストーリーは一度読むと満足できるので、次に読むときはペンを引きたくなる感じです。

色々乗り越えたいけれど、最後は自分を認めてやりたい

キラの髪の毛はどうなったのか?ネタバレになるので書きませんが、
いろんなものを乗り越えて、気持ちが強くなっても、最終的には自分を認め愛してあげることが土台になるのかもしれない、そうとも感じました。
何でもできるリクと一緒に旅をしていて、きっとキラはいろんなコンプレックスを感じたことでしょう。
いくつかのことを乗り越えて、素晴らしい友達とも分かち合えることで、キラは自分自身を認めようやく愛してやれるようになったのだと思います。

今回この本を読んで、それをいちばん見習うべきだなーと感じました。
「自分はどうせ」と思わずに、何か一つでもいいところ、好きになれるところを見つけたら、人にも優しく、素直に受けとめられる気がする。この本にはいろんな教えがありましたが、どれか一つをまず実行していきたいと思いました。

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